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家族みんなでサバイバル VOL.11

o1080108014383482163.jpg世の中には、私よりもずっと家庭の中で大変なサバイバルを繰り広げられてきた方がいらっしゃると思います。
しかし、私の家族もモモが11歳になる頃まで、みんながサバイバルして、家庭の中で争いが絶えない時期を過ごしました。
現在は円満家族で少々有名ですが(*^_^*)
そんな家族になれたのも、モモの存在無くしてはあり得ませんでした。

争いの構図は幾通りも・・・びっくり
この頃の事を想い出すのはあまり心地良くないので、具体的な説明は短めに・・・(^_-)

母と祖母。
古今東西何処にでもある、嫁姑問題。
我が家の場合、我の強い祖母に対して、いつも我慢している母。
そしてその母の愚痴は、私たち娘に向けられ、私たちと祖母の関係もギクシャクしていました。
私は母の見方でしたが、ハッキリ言えなかったり、祖母の居ないところで愚痴を言う母に正直イライラもしていました。

父と私。
長女に対する期待が大き過ぎる父と、反抗し、逃げ続ける私。
父は、後継ぎの私に早く結婚して欲しいと思っていました。
その希望がなかなか叶わず、父のフラストレーションが家庭を殺伐とさせ、
私は居心地の悪さに怒り爆発。
そして、その間に立たされた母はストレス過多で心臓の持病が悪化。
その頃は、私も母も被害者意識にいつも苛まれていました。

妹と私。
優等生だった妹が、人生初の挫折を味わいプータローに。
「どうしたら人生を輝かせることができるのだろうか?」
「どうしたら人生が安定するのだろうか?」
と人生をクリエイトする方法を探している妹にとって、姉が天職を見つけて開業したサロンの手伝いでは不満足。
長女がいつも重要視され、面白くなかったり、羨ましかったこともあったと思います。

そして私も、長女のプレッシャーからずっと逃れたくて、
自由に人生をこれから選択できる妹が羨ましかった。
そんなお互いのインナーチャイルドの傷が、姉妹喧嘩の原因に。

それぞれが、どうやったらこの家族の中で、社会で、
承認を得て、生き残ることができるのか必死でした。
日々起きてくる出来事や問題に対処したり、
戦略を練ったりしながらサバイバルしていた時期です。
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その家族の中で、モモはどんな風にに感じながら暮していたのだろう。
きっと、「仲良くして欲しいなぁ~」っていつも願っていたのだろうと思います。

しかし、モモの願いは私たちの心に届いていませんでした。

妹は夢を探して、東京に出て行きました。
そして私も、父のプレッシャーから逃れて、自由を求め、一人暮らしをはじめました。

家族がバラバラになり、モモの暮らしは一変してしまいました。
お年寄りだけの暮らしは味気なく、家族と一緒の時間は一日2回の食事と散歩の時だけになりました。
今まで私や妹と遊んでいた時間が無くなり、モモの笑顔が日常から消えてしまいました。

私はモモの事が気になり、週に2日は実家に帰りましたが、いつもモモは不機嫌でした。
目を合わせなかったり、身体を触らせなかったり、距離を離して座ったり・・・。
晩年のモモを知っている人は、若い頃のモモもの写真を見てビックリします。顔が険しく、眉間が閉じていますよね。
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モモが天国に行ってから、トリマーの綾ちゃんがその頃のモモの事を想い出して言っていました。

「本当にあの頃のモモは、見ていて切なかったよ。不安で悲しそうで可哀想だったな!!」って。

ペットは飼い主に委ねるしかないもんね。
家族がみんなサバイバル時期に我が家にやって来て、モモ大変だったね。
⬆︎の写真のモモ、顔が険しいもんね。

今日は天国にいるモモと私にお客様から、お花をプレゼントしていただきました!
嬉しかったから、写真をアップします!
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