犬の過去世と生まれ変わりについて　VOL.14

私には信頼できるアニマルコミュニケーターの友人が何人かいます。
愛犬の事で悩んだり、知りたい事があった時には、その都度相談に乗って貰っています。

素晴らしい友人のお陰で、私には2匹の愛犬との出会いしかありませんが、
犬の気持ちをより深く理解できるようになっているような気がします。

モモは今、生まれ変わりの準備で修行中のようですが、
犬は亡くなってからどの位で生まれ変わるのでしょうか?

一般的には7年～8年で生まれ変わる子が多いそうです。
でも、もっとスパンが短く、2～3年で生まれ変わる子もいるそうです。
亡くなると、同じ魂の学びをしているソウルグループの仲間達とお互いの体験をシェアし合うそうです。

動物の中でも犬は特に、人との関係性の中で経験を積み、くり返し人と出会い、人に愛情を伝え続けていくそうです。

犬は人間よりも短いスパンで生まれ変わるため、過去世の記憶を色濃く持ち、生まれ変わってくるそうです。

モモのように、今世悔いなく使命を全うする体験ができた犬は、真っ新な状態で次のスタートがきれるそうです。
しかし、悲しみや恐怖といったネガティブな体験で暗闇を体験した魂は、
亡くなった後すぐに天国に上がれず、暗闇の世界を彷徨ってしまうのだそうです。

そして、愛情を受けられなかったり、虐待されたり、命の尊厳を守って貰えなかったり、使命が果たせなかった体験は、
カルマのように次の生まれ変わりに影響し、体験が引き継がれていくそうです。

私達人間も一緒ですね。

キャンディーは我が家にやって来た日から、数週間、夜ご飯をあげると震えて怖がり、ソファーの下へ隠れたり、何かに怯えて部屋中駆け回ってしまう癖がありました。(ブリーダーさんの家で母親や兄弟と一緒の時にはこの行動はなかったそうです。)

昼間はとても快活でペロリとご飯を食べるのに、夜ご飯を見た瞬間から、とても不安で暗い表情になるのです。
私と夫は可哀想で胸がとても痛みました。
優しく抱きしめて落ち着かせようとするのですが、なかなか安心してくれませんでした。

そんな時、友人のアニマルコミュニケーターでヒーラーのHikaruちゃんに相談しました。
すると、キャンデーが夜ご飯を貰ってから命を落とし、愛情を受ける事なく亡くなった過去世の経験があることが分かりました。
この行動は「夜の食事=最後の食事で死ぬ」という恐怖心が原因でした。

それから、私と夫は、夜ご飯をあげる度に、何度も何度も繰り返し言い続けました。

『キャンディー、大丈夫だよ!!　ご飯を食べても絶対に安全だし、私達がずっとずっと守るからね!!
キャンディー、明日もずっと、ずっとずっと一緒だよ!!』

言い続けて、数日はやはりご飯を怖がりました。
お腹は空いてるらしく、器を覗いて見ているのに、
「食べたら絶対にダメだ!!」って自分に言い聞かせて戦っているようでした。

それから数日後、手で差し出すと少しずつ食べるようになりました。
そして、「あっ、フラワーエッセンスを飲ませてみよう!!」と思いつき、
インナーチャイルドを癒したり、ハートが感じたトラウマを癒すエッセンスをお水に入れて飲ませるようになりました。

すると、少しずつですが、夜も昼と変わらず明るい表情を見せるようになり、
ご飯も食べ、ソファーの下に隠れなくなりました。

アニマルコミュニケーションによると、
キャンディーの魂が生まれ変わる前、モモが天国でキャンディーの魂と出会い、助けて、ここへ導いたのだそうです。

モモがキャンディーの魂の本質を見抜き、本来の輝きを取り戻すために、私のところへ導いてくれたのだと思います。
本質的には、私とモモとキャンディーはタイプが似ていて、きっと魂のテーマが同じなんだろうと思います。

今ではキャンディーは明るく、人懐っこく、素直で、出会う人たちを癒し笑顔にしてくれます。
とっても愛情が深く、優しくて、可愛い子です。

モモの私と出会う前の過去世には、自分だけ生き残って家族を守れなかったという後悔があったそうです。
だから、私達家族を、全身全霊で亡くなる寸前まで見守ってくれました。

犬も人間も、魂が決めた生きる目的や使命、そして願いを叶えるために、今の家族を選んできています。

出会いは全てが必然的。
ともに生きながら、成長していくのですよね。

この奇跡に感謝して、互いの魂の輝きのために、寄り添い、最善を尽くしたいなと思います。

キャンディーは今世、深く愛し愛され最後まで大切にされる体験を選んできたのだそうです。
その体験は、決めてきた想像以上に物凄くハッピーな体験になるでしょう。

だって、私と一緒だもんね♪

私はそのキャンディーの体験をともに分かち合える喜びを楽しみたいです。

「キャンディー、どんなハッピーな体験になるのか楽しみだね♪」
「モモ、また出会えること楽しみにしているよ♪」

「犬の気持ちがもっとわかる本」　高江洲薫著(二見書房)　参照