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伊勢の旅

今回で三度目になる伊勢の旅に、父と夫と三人で、一泊二日で出掛けてきました。
本当に良い旅だったので、これから伊勢へ行かれる方のためにも、旅の行程をご紹介します。
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<1日目> 始発の電車に乗り、伊勢市着11時 ネットで予約していたレンタカーを借りる
伊勢神宮外宮参拝と御神楽 → おがげ横町の「ふくすけ」でうどんを食べる → 伊勢神宮内宮参拝と御神楽 →(車で50分移動)浜島にある温泉旅館へ

<2日目> 朝5時半起床、海辺の朝散歩と温泉、朝食をとり、9時30分旅館をチェックアウト
伊雑宮参拝 → 鰻専門店「中六」で鰻丼を食べる → 天岩戸 → 瀧原宮参拝 → 
月夜見宮参拝 →PM 4時レンタカーを返却して帰路につく

20171108105530.jpg<1日目>
素晴らしいお天気に恵まれて、伊勢神宮外宮、内宮に清々しい心持ちで参拝できました。
この3人で伊勢神宮に来られることは滅多にないと、外宮と内宮で御神楽にてご祈祷していただき本当に厳かでありがたかったです。外宮と内宮では御神楽も少し雰囲気が異なりました。外宮は静粛でグラウディングができ、最高に幸せで魂が震え涙が溢れそうになりました。内宮は天照大御神のエネルギーを感じ、華やかで美しく日本人で生まれて本当に良かったなぁ~と感じました。
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三連休で特におかげ横町や内宮は混雑していましたが、駐車場もスムーズにとめられて順調に目的が果たせました。
海のある県に行くと、つい海辺に宿泊したくなる私が選んだ旅館は「湯元館 ニュー浜島 別館椿館」というお宿です。広々としたオーシャンビューのお部屋から穏やかな波の音が聞こえ、過ごしやすい旅館でした。お料理、温泉、接客も良かったのでオススメですよ!
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<2日目>
朝は5時30分に3人でご来光を見ようと海岸へ散歩。日の出が海の方角ではなかったけど、潮風に吹かれ、波音に癒されました。私は裸足になって海水で足をお清めしました。
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[伊雑宮]
最初に向かったのは伊雑宮。
伊勢神宮の別宮で、実はここが伊勢神宮の本宮ではないかという説もある神社だそうです。
伊雑宮の書庫から発見された「先代旧事本紀大成経」という書物に『伊雑宮こそが、真に「天照大御神」が鎮座する社であり、「内宮は星神」「外宮は月神」が鎮座する社である』と記載があるそうです。この書物は聖徳太子が編纂された書物であり、聖徳太子の没後、表世界へ出ることなく封印されてしまったという説があります。
この書物の内容の信憑性は不明ですが、注目すべき一説かと思われます。20171108101322.jpg
さらに伊雑宮の地下には真の天照大御神が鎮座され、今もなお封印されており、三種の神器がこの伊雑宮に揃えば、天照大御神が今の現世に復活して世界を正しい方向へ導くという鍵を握る神社であるという一説もあるそうです。20171108101814.jpg
伊雑宮が造られた時代に関しては謎が多く、定かではありませんが804年以前と云われています。
伊雑宮境内には原生林が広がり、推定樹齢700年といわれる巨木の楠の木のパワーが凄かったです!
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とても気になったのは、近づけないように柵で囲われ、蓋をされた井戸が淋しそうにポツンとあったことです。
この井戸の水は伊勢神宮を創建したとされる倭姫も飲んでいたとの説もあり、なんだか封印されているように感じました。
その近くの巨木が斜めに生えていて、「どうしてこんなに曲がっているのかな~?」と不思議でした。
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境内の原生林を散策し、ある大きな巨木に耳をあてて「何か今の私にメッセージを下さい」と質問してみたところ「恐れを手放しなさい!恐れを手放せばまっすぐに伸びていける!」というインスピレーションが湧きました。その時に先程の斜めに生えている木が目に入り、なんとなく「あの木は何らかの強いパワーから逃れるためなのか・・・斜めに曲がらなければならない理由があったんだなぁ~」と感じました。

お昼は伊雑宮のお向かいにある登録有形文化財の建物、うなぎ専門店「中六」さんで鰻丼をいただきました。お手軽なお値段で美味しかったです♪
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[天岩戸]
次のスポットに向かう途中に思いがけず寄り道した天の岩戸。
伊雑宮でいただいたガイドブックを見たら、こちらスポットが載っていて気になっていたのですが、わざわざ行くにはスケジュール的に難しいので、もしご縁があれば導かれるだろうと秘かに思っていました。
そしたら、本当に通り道にあったので、夫に急ブレーキをかけて貰い立ち寄りました。
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天照大御神が隠れ住まわれたという伝説の天の岩戸。この一帯は高天原とも呼ばれ、杉の木立からの木漏れ日が美しく、水源に恵まれた豊かな場所でした。岩穴からは名水が沸き出て「日本の名水100選」にも選ばれているそう。
蟹さんやお魚さんも住んでいました。
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小さな洞窟、天の岩戸の横の鏡があるご神体の岩のところがとてもパワフルな感じがしました。
「父があの小さな岩戸に天照大御神は入れたのかな?」と言うので「天照大御神といっても人間の姿形ではなくてエネルギー体なんじゃないかなと思う。光のエネルギーが隠れてしまって、この世が真っ暗闇になったんだよ。光のエネルギーを持つ龍神のような感じがする!」と返事をしたら「ふむふむ」と父も夫も否定せずに聞いてくれました♡
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計画外に導かれた場所というのは何かしらの深い意味があると思います。
私たち一人一人の天の岩戸が開いて、光が溢れ出すことを祈りました。
ここに導かれたことに感謝でいっぱいになりました。

[瀧原宮]
今回の旅で3人が一番感激したのは瀧原宮。伊勢神宮から高速に乗って40分位離れたところにあります。友人から瀧原宮に是非行くようにと勧められていたので、伊勢市中心から離れていますが参拝することにしました。
こちらは由緒が大変古く、約2000年前に遡り内宮の雛形とも言われているそうです。20171108102306.jpg
日本を横断する中央構造線上にあり、ゼロ磁場とされすごくエネルギーが軽くて参道を歩いているだけで心がウキウキしてくる感じでした。
川の清流で手を洗い清めましたが、この川がとてもエネルギーが軽くて美しくて良い気を感じました。その近くにあった四角に石が積まれた遺跡のようなところもすごくエネルギーを感じて、写真を撮影したら光が燦燦と写って綺麗でした。
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奥に佇む4社、その中心に聳え立つご神木が荘厳で神々しかったです。
伊勢神宮には何度も参拝している父も、この瀧原宮は知らなかったそうで、本当に価値のある旅ができたと喜んでくれました。
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[月夜見宮]
10年前に母の病気が回復した時に、両親と3人で伊勢神宮に参拝しました。旅館に向かうタクシーの中で突然凄いエネルギーがわーっと来て、左耳の辺りに波動がワンワンワンと鳴り響いたので、タクシーの運転手さんに車を止めて貰ったら左側に月夜見宮があり参拝させていただきました。
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今回も月夜見宮にはどうしても参拝したかったので、最後にまわることができて良かったです!
そしてこの日は満月の日でもありました。
ここは私にとって、とてもご縁が深い神社のように感じました。
参拝時間も短かったのですが、この御神木とお祭されてる神様の御陰か、滞っていたエネルギーが解放され、新しいスタートを切るためのヒントを教えていただいたように感じています。
滞っていたエネルギーというのは、自分の中にある「恐れ」の1つ「被害者意識」を手放すということ。この「被害者意識」というのは根強く人類の中に植え付けられている意識のようで、特に女性にはこのネガティブな意識を解放できなかった長い長い歴史があります。
最近よく見ていた夢の中にもサインがあったのですが、私がこの古いエネルギーを浄化することで、ご先祖様の歴史や女性達の意識の中から「力を奪われる記憶や経験」を手放すための、お役に立てる日が来るだろうと予感しています。
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私の夫は私の夢や仕事のあり方をいつも尊重してくれて、本当にありがたい人生のサポーターです。
来年からは私が彼のサポーターになる場面が増えるように感じているので、特にこの被害者意識を手放しておくということはとても大事だと感じました。夫婦の関係性、親子の関係性、セラピストのあり方においても被害者意識を取り払うことはとても重要であると思います。

その延長で、帰路につく電車の中から風邪の症状が現れ、ここ数日休んでいます。きっと古いエネルギーが押し出されているんだと思います。身体の水分が総入れ替えみたいになってます。
エネルギーが変化する時は、必ず肉体的にも毒素を排出する変化の症状が現れるので、この風邪を前向きに浄化と捉えて薬を飲まずお水を沢山のんだりしてゆっくり過ごしています。禊ぎのような時間だと思っています。
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[お父さん大好き♡]
私の父は、小さい頃から働き者で、真面目で責任感があり、リーダーシップに長けていて、いつも正しいので、私はどうやったら抜け道を作って、コントロールされずに済むか、子供の頃からチャレンジを試みていました。父は私を糸の切れた凧みたいに操作が難しいと言っていました。
でも、私が負けずに自分らしさを見つけて、地に足がつき、一人前として認めてくれた今は、本当に気の合うお父さんです。
今回の旅で、父の天真爛漫ぶり、神秘的な事に魅かれるとこ、根性があるところ、優しくて頼り甲斐があるところ全部が大好きだな〜と感じました。
そして、夫を本当の息子のように大事に可愛がって、尊重して関係を育くもうとしているところも本当にありがたかったです。
この三人で伊勢の旅ができたことは一生の宝物です♪
20171108103206.jpg母と孫のために父が買ったお土産の伊勢エビ 

参照ブログ・本
https://www.isejingu.or.jp/about/naiku/izawa.html
http://www.historyjp.com/article.asp?kiji=206
https://伊勢神宮-御朱印.jinja-tera-gosyuin-meguri.com/