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愛犬とのご縁について VOL.40


「運命=運ぶ命」は生まれた後に巡りあわせるもので、自分の意志や行いによって左右される可能性があるもの。


「宿命=宿る命」は生まれる前から決まっていたもので、変えられないもの。


「使命=使者としての命」は使者としての務め。

私たちは運命的な出会いを通して、今傍らにいたり、天国に旅立ったペット達と出会います。
飼い主にとっては、愛するペットが本当に幸せなのか、生きていた時幸せだったのか、とても気になります。
どんなに可愛がっていても、いつかはお別れの時がやってきます。
そしてどんなお別れだったかも、残された家族にとってはとても重要だったりします。

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動物は人間と言語でお話しはできませんが、喜怒哀楽という感情を持っていて、想像以上の深い愛でメッセージを伝えてくれていることを、私はモモの晩年期に知ることができました。
動物や植物たちはテレパシーを使ってコミュニケーションしています。
私たち人間だけが言語に頼るあまり、テレパシーを使ってのコミュニケーションを忘れてしまい、能力を眠らせてしまいました。
でも、動物や植物、地球上のあらゆる生命体はテレパシーを使っていつも私たちに語りかけてくれているのかもしれません。
自然破壊が加速する今、私たちは眠らせてしまった能力をまた揺り起こして、これからどう自然と調和して生きていくべきか、シンプルに動物や植物達から学ぶ必要があるのではないかと思います。

モモがアニマルコミュニケーターのAkemiさんとご縁を繋げてくれたお陰で、サロンでアニマルコミュニケーションのワークショップを開催しました。

ワークショップでは、私もメディテーションをしながら愛犬モモと繋がりコミュニケーションができました。
目を閉じて心の中でモモに話しかけていたら、不思議ですがモモの匂いを近くに感じました。

最初に「モモは我が家の代々飼っていた犬の生まれ変わりですか?」と質問してみました。
「違うよ、私はモモ。私はママのために来たんだ。ママに寄り添うために来たんだよ。」と返事が返ってきました。(ママというのは私のことです♡)

「今はママの使命に寄り添うために側にいます。最初はわからなかったけど、私もママと一緒に成長して、今は一緒に使命を果たすために頑張っているんだ!それぞれの役割でね。」

私が「私たち一心同体だね♡」と言うと・・・「そういうのはちょっと違うよ!それぞれの役割で自立して、同じ方向を向いて一緒に存在しているだけだよ」とわりとクールな返事が返ってきました。
最後に「モモ長生きしてね!」と言うと、「まだ大丈夫だけど・・・いつか肉体が消えてもずっと一緒だよ。繋がる時はモモの匂いが今みたいにするから感じてね。あとアロマの香り好きだよ」と言われました。
その時に紫色が目に浮かんだので、きっとラベンダーの香りかな?と閃きました。
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モモとは運命的な出会いでした。どんな出会いもそうだと思いますが、一つ選択を変えていたら出会えなかったと思います。
そして、私がサロンを須坂市に移転してから、モモと私は使命に気が付き、一緒に協力しあってHALE PLUMERIAを主催しているんだなと感じました。
その使命というのはHALE PLUMERIAの扉を開いて下さった方に「愛と喜びを広げる」「自然と調和する生き方に導く」「ハートに希望の光を灯す」こと。

私はワークショップを主催したり、ガイド役を務めたり、マッサージで心身をリラックスさせたりする方法で使命を果たし、モモは全身全霊で私にインスピレーションを与えたり、門番と守護天使として、ご来店下さった方をお迎えする受付係という方法で使命を果たしていました。
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私がこの場所を受け継ぐ立場で生まれたことも、セラピストの仕事を選択し、沢山の良い仲間との出会いによって人生が導かれ、家族が理解してくれる今があることは、「宿命」と「運命」が折り重なって築かれたもの。
叶わなかった願いも沢山あったけど、きっと最初から「宿命」というか人生の青写真に入っていなかったからなんだと思います。

長年パートナー犬として私に寄り添ってくれたモモは、私が「宿命」に逆らってもがいていた時を知り、「宿命」を受け入れて「運命」で道を切り開く私に寄り添い、「使命」に気づかせてくれた大切な子。
年をとって気弱になった部分もあるけれど、本当に頼りになるパートナー犬でした。

その当時、インターネットで目にとまった記事があります。
愛犬を亡くした6歳の少年シェーンが「犬は何故、短命なのか」について話した内容に共感しました。
「人間は生まれてきて、人を愛したり、素敵な人生を送る方法を覚えるんでしょ?
でも犬は生まれてきた時から、その方法を知っているんだ。だから長く生きる必要がないんだね」

まさにその通りかもしれません。
犬は、本当に健気で、家族を愛し、愛を与えることと受け取ることを素直に表現できるように学ばせてくれます。
老犬モモから私が学んだことは、「愛を与えることと受け取ることのバランスをとること」「自分の心の声に耳を澄ますこと」「シンプルであること」「ありのままの自分を愛すること」「母性本能を全開すること」等々です。

老犬になったモモは、目や耳の働きが衰えてきたせいで反応が鈍くなってしまいましたが、子犬の頃と変わらぬ愛らしさで私を癒してくれました。
いつも体調管理を気にかけてあげないといけない年齢になってからは、よりアイコンタクトでお互いに想いを伝えあえる絆が日に日に強くなりした。

犬は人間にとって素晴らしいパートナーです。