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老犬介護日記

37973538_1756220841122372_8817020628314882048_n.jpg愛犬モモが介護が必要になって3ヶ月が経過しました。
足の動きが悪い神経症状が顕著になり、日に日に歩行が困難になってきました。
食事もムラがあり、ドックフードは食べないので、手作りご飯を工夫してなんとか食べさせてはいるのですが、好みがコロコロ変わるので毎日が実験です。
生活リズムは昼夜逆転しているので、1〜2時間おきに遠吠えで起こされて寝不足気味です。
深夜寝ぼけながらモモを抱いてトイレに外へ連れ出す時は、一緒に介護している夫とお互いにイライラすることも...。
体重が25キロあるので、1人で持ち上げる時は、ダンベルで筋トレしている気分で頑張ってます!

介護って本当に大変ですね。

モモは感受性が鋭いので、そんな事をちらっと思っていると感じるらしく「悪いな・・・」といった不安そうな目をします。
さらに私と夫が介護中、喧嘩して微妙な空気を出したり、私が疲れた顔をしていると気まずそうにします。
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アニマルコミュニケーターの友達が働いている たかえす動物愛護病院 院長先生の本の中に、ワンコちゃんとのコミュニケーションの9つの例があり、とても感動しました。

その中に、モモの声を代弁しているような言葉があり、号泣してしまいました。
以下、本より抜粋します...

○ラブラドールレトリバーの「ロン」

「ぼくは、これまで沢山愛されて、その分、自分なりに頑張ってきたつもり。
家族の役に立とうと一生懸命やってきたけど、今のぼくでいいですか?
ぼくが歩けなくなったら、家族に迷惑をかけて、役目も果たせなくなってしまう。
ぼくは、終わりの時期が来ているんだ。
でも、ぼくがいなくなったら、ママが悲しむんじゃないかって心配でたまらない。
ママ、時間はもう沢山ないから、もっとぼくに甘えて、ぼくにして欲しいことを言ってほしいな。
ママが満足するまで、ぼくは必ず頑張るから・・・」
○バセンジーの「やまと」
「これから先どうなるんだろう...
今まで、パパとママを大切にして、全てに優先してきた。
パパとママが喜んでくれる、それだけで最高に幸せだった。
だけどこれから先、どこまでパパとママの役に立てるかなって考えると不安になる。
家族を愛し幸せにすること、それが全てだったから...。
今、手足に違和感があって、夜寝る時も気持ちが落ち着かなくなることがある。
朝起きてパパとママの顔を見ると、「今日こそ頑張るぞ!」と思うんだけど手足が思うように動かないので焦ってしまう。。。
どんなことをしてもパパとママの役に立ちたい。
でも、身体が言うことを聞いてくれない。
これまでのようにできなくても、美しい姿でなくても許してくれますか?」
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きっとモモもこのワンコ達と同じように感じてる時があるのかもしれない...そう思ったら...号泣です。
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介護って大変。だけど...

「私は最後まで、モモのことをサポートするよ。たとえ病気が悪くなってもモモを守るときめているしモモの生涯を見届けるから安心してね。モモは今まで沢山頑張ってきたんだから、今は皆に甘えて、らくらく幸せに私たち家族を見守りながら楽しく暮らしてね。」

私はちょっと過保護かもしれない。
でも、モモは150%の生命力を使って私のため、家族のために生きているんだなーーって日々感じます。
そして何か不思議な力で生かされている!
だからこそ、腹をくくって介護で大変な時も、喜びと感謝でこの宝物のようなモモとの濃密な時間を過ごしたいです。