kupuna nui (偉大なる先祖)になった叔母
ハワイ語で Kupuna とは「尊敬されている年配者・先祖」という意味で、nuiとは「大きな」といった意味です。
12月2日 PM15:55に大好きな叔母が89歳と11ヵ月で旅立ちました。
今はkupuna nuiとなり、肉体は消えてしまいましたが、光輝く魂となって私達家族を見守ってくれる大きな存在となりました。
叔母は母の姉で、私にとっては第二の母のような存在でした。
子供がいなかった叔母は、私や妹、従兄妹たち皆んなを分け隔てなく愛してくれました。
聡明で、品があって、でもひょうきんで、慈愛に満ちていた叔母は、私の自慢でした。
パートナーの叔父が亡くなって11年、一気に身体が弱ってしまいましたが、愚痴や弱音を一度も吐かず、辛い治療にも我慢強く耐えて、どんなに大変でも感謝を忘れない姿を私に見せてくれました。
亡くなった後、周りに迷惑をかけないように、最大限、身の回りの整理整頓をして、終末ノートには亡くなってからのことを細かく書いてありました。
残された家族にかかる負担をなるべく軽くするために、良く考えられていて、「凄いなーー」と感心するばかりです。
元気で、思考がしっかりしているうちに全て準備して、我欲を捨て去り、本当に静かな余生でした。![]()
亡くなる4日前に見舞いに行った時、目の中が純粋そのもので、優しく愛の眼差しで見つめられて、私は思わず泣いてしまいました。
生きていると、色んなことがあり、心が疲れる出来事も起きるけれど、こんな風に私を全肯定してくれる叔母との別れが、もうまもなくなのだと感じてしまったら、悲しくなってしまったからです。
叔母には悟られないようにしましたが、勘の良い人だったから、認知症ではあったけど、きっと心が通じていたように思います。
危篤との連絡があり、母、妹、従兄妹と私の姪で、最期の看取りができ、静かに命の灯火が消えた時、なんともいえぬ安堵感でした。
病気の身体から抜け出して、自由になったんだな〜、楽になって本当に良かったね!と心から思いました。
「凄い人だった」
「一生懸命その時々を頑張って、思い残すことのない人生だったと思う」と母が言いました。
私は叔母の身体を拭いて、フェイシャルの施術の時のように、保湿をして、お化粧をしました。
魂が抜けた叔母の身体は、みるみるうちに、肌色が均一になり、透明感が増して、凄く美しかったです。
でもさっきまで息をしていた身体と、魂が抜け出た身体は、確実に違って、「身体は借り物なんだな〜」
「マスクみたい」と感じました。
今日はささやかな家族葬でしたが、とっても温かいお別れの儀式ができて、皆んなが満足していて、叔母がニコニコ笑っているイメージが常に脳裏をかすめていました。![]()
遺骨は四十九日迄、我が家に安置していますが、両親はじめマッキーと私で、叔母が早く祖父母や叔父に会えるように毎日お祈りします。
私の最期はいったいどうなるんだろうとも、叔母の晩年を見守りながら考えましたが、「生き方は、死に方でもあるんだろう」と今は感じています。
どんな風に死にたいかは、どんな風に生きたいかでもあるのかな〜。
まだよくわからないけど、私も一生懸命その時々に愛を込めて生きていきます。
叔母ちゃん、お空で忙しいだろうけれど、これからも時々見守っていて下さい。
本当にありがとうございました。
読んで下さった皆様、ありがとうございました。
