モモの命日に寄せて　VOL.29

今日はモモの命日、4回忌です。
2018年9月9日、重陽(菊)の節句に旅立ったモモ。
数秘術では29→11と私の運命数の日を選んで逝きました。
モモは、今でも私の心の拠り所になっています。

先日のスペシャルアニマルカウンセリングによると、モモは今中間世といって「生まれ変わるための準備の次元」に居るそうです。
そこで、私や家族との体験を、同じような生を歩んでいるソウルグループの仲間達にシェアしているのだそうです。

キャンディーが我が家に来れるよう手伝ったのはモモです。
前世に望む愛情を受けられなかった悲しい経験を持つキャンディーをここへ導いてくれました。

キャンディーにとってモモは尊敬する先輩であり、憧れのお姉ちゃんです。
キャンディーが我が家に来た頃、モモはしょっちゅうキャンディーの指導に当たっていたようで、行動に似ているところが多く見られます。

例えばキャンディーは小さいのに、番犬として優秀な働きをします。
モモが晩年寝床にしていた場所で、夜になると警備員のようにワンワン吠えます。
モモは生前、とにかく「家族を守る」という意識が強い子でした。
だから、番犬としての役割りをキャンディーに引き継ごうと思ったに違いありません。
キャンディーはその意志を継いで、小さいのに勇敢に警備してくれます。
キャンディーが生後間もないのに、お店番にすぐ馴染んだのもモモの指導があったからだと思います。

ただ、キャンディーは「モモ先輩だったらどうするかな?」「ママはどうすれば喜ぶかな?」という考えに基づいて行動してしまう事が多く、まだまだユニークな個性を発揮しきれていないのだそうです。
小さなキャンディーは「モモちゃんには敵わないんじゃないか」「モモちゃんを超えられるのだろうか・・・」と時々不安になる時もあるのだそうです。

犬は色盲だと言うけれで、実は第三の目からオーラが見えているので、私のオーラの中にモモが見えるようです。
キャンディーはモモに助けられ、私の所へ導かれたという経緯もあり、モモの事をとても尊敬し、大好きな一方で、いつしかモモ先輩は超えるべき目標になってしまったのかもしれません。

私の正直な気持ちは、
モモが大切なのは一生変わらないし、今でも愛している。
でも、今はキャンディーを心の底から可愛いし、愛している。
どちらも比べられないくらい大切で、同じくらい愛してる。

私はキャンディーをすごくすごく可愛がる時、「モモやきもち焼いてるかな?」「モモ忘れられたと思って悲しんでないかな?」と頭を過る時があります。
また、モモの事を話したり、懐かしんでいる時、「キャンディー、もしかして私はモモちゃんには敵わない」なんて思ってないかな?と感じる時もあります。
板挟みのような思いが巡る時、「いけないいけない!!」と思いを消そうとしていた私がいました。

その事を先生に話すと、「まず、モモはやきもちをやいたり、悲しんだりするような小さな器じゃないでしょ!!」と喝を入れられました。
「モモちゃんはキャンディーに自分を超えて欲しいと願っているし、キャンディーなら私を超えられると信じているんだよ。そして、モモの貴方への愛は深く、貴方が離れていた時も、一度もモモの愛は冷める事が無かった。このモモの愛は驚く程、強く、深いものだよ!!」と話して下さいました。

だから、私がキャンディーを「可愛い♡」と言う時、モモはとっても嬉しいのだそうです。
そして、私達にとびきり幸せになって欲しいといつも願っているのだそうです。

それから、キャンディーには気持ちを正直に伝えるようアドバイスをいただきました。
「キャンディー、私にとって今でもモモはとっても大切な存在だよ。でもキャンディーに出会って、今キャンディーをとっても愛してるよ。キャンディー、どちらが一番、二番じゃないんだよ。その意味は、これから年月を一緒に生きていく中でわかっていくからね。」

セッションが終わった時、キャンディーを抱き上げたら、以前にも増してリラックスした表情になっていました。
アニマルコミュニケーションでは、愛犬が何に不安を抱いているのかを理解し、愛犬の今世叶えたい健気な夢をサポートする事に繋がると改めて感じました。

先生が最後におっしゃっていました。
「動物は生まれ変わりのサイクルが人間よりも早いので、前世と違う体験をする為に、同じ家に輪廻転生してくるのは今まで稀だった。ところが2年程前から事情が変わってきて、同じ家に輪廻転生してくるケースが増えてきている。
それは、様々なシフトチェンジが起きている今、人間の霊的成長のスピードが速まり、同じ家に来てもレベルアップした経験ができるからかもしれない・・・」

だから、「貴方が霊的成長を遂げたら、モモの魂と再会できるよ」
「もしモモと再会できたその時は、貴方が霊的成長を遂げたという証です」と。

私は益々日々を丁寧に、自分の個性を活かして輝いて生きたいと決意しました。
私の場合は、動植物から成長を促されることが多いと感じているので、これからもキャンディーと共に自然と共存していく道を探求していきたい。
もし、私が霊的成長を遂げたと感じたら、絶対会い(愛)に来てね♡
モモ、ありがとう♡

参考図書　高江洲薫著　「犬の気持ちがわかる本」(二見書房)
スペシャルアニマルカウンセリング　(株)アルケミスト　目良光先生/高江洲薫先生