1. hale plumeriaトップ >
  2. ブログ >
  3. 天使になった愛犬モモが私に残してくれた愛のメッセージ >
  4. 愛犬の分離不安症 VOL.41

愛犬の分離不安症 VOL.41

23244527_1479521038792355_8756698777498386005_n.jpg
モモは様々な病気をしましたが、毛艶や表情などから、他の犬達と比べると老化が遅いように感じられました。


ですが、16歳にもなると白内障で目が見えにくく、耳も遠くなり、様々なシーンで私のサポートが必要になりました。


その頃から、私や家族と離れて一人になることを、とても不安がっていました。

ある時、モモはトリミング中に心臓発作を起こし、意識を失ってしまったことがあります。


高齢になってからは、トリミングはベテランの綾ちゃんが担当してくれていたので、素早い判断で心臓マッサージをし、意識が戻ってすぐに近くの動物病院に運んでくれました。


私が迎えに行くと、モモはいつもと変わらず元気そうに笑っていてほっとしたことを覚えています。


先生には、「数分に1回は心臓が止まっています。よくこの状態で生きているなという状況です。とにかく安静にして下さい。」と言われました。

その後かかりつけ医の先生に診察して貰うと「モモは心臓病が原因では死なない!犬の不整脈はよくあることだから、とにかく筋力を落とさないように短い散歩はしていいよ」と言われました。


確かに、筋肉が無くなってしまうと寝たきりになり、トイレや寝返りなど飼い主の負担が増えます。
なので、あの時にモモの可能な範囲で散歩を続けて良かったなぁ~と今思います。

体力が衰えていたので、その後もトリミングして大丈夫か不安が過りましたが、清潔にして血流も良くなるらしく、トリミング後のモモはとても元気になり、上機嫌でしたから、それからも定期的にサロンに通いました。
リスクを承知でトリミングしてくれた綾ちゃんには本当に感謝です。

心臓発作から一月後、体調が安定している日に、再びトリミングをお願いしました。
モモを預けてから、心配で近所で待機していると、携帯電話が鳴りました。
「また発作が起きそうだから、すぐに戻ってきて!!」とのこと!
すぐに駆けつけると、モモがすがるような目で「何処にもいかないで!!」と訴えてきました。
「前回の発作も、分離不安症が原因だね!!」「アッキー悪いけど、一緒にトリミング付き合ってくれる?」と綾ちゃんに言われました。

それからモモのトリミングには私もアシスタントで入るようになりました。
子供の頃からずっと通っているドッグサロンで、しかも一人でお留守番も当たり前だったモモが、いつの間にか分離不安症になるほど気弱になっていたことを、その時にはじめて知りました。


家族に迷惑をかけないよう強がるタイプだったモモが...

身体のあちこちが弱っていたり、目や耳が不自由になり、いつお別れが来てもおかしくない状態で、家族と離れるのはとても不安だったのでしょう。

夜中も遠吠えで起こされたり、家族の誰かが近くにいないと不安でクンクン泣くようになったのもその頃からです。

私は可能な限り、モモを不安にさせないよう、いつも一緒に居れるように努力しました。

当時は大変だと思っていましたが、今は良き想い出です。


優しい眼差しでいつも私を見つめてくれていたモモが懐かしいです。