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女神のパワー

先日、奥志賀高原へトレッキングに行ってきました。
車で一時間程の距離にありますが、今回は一泊して奥志賀高原の魅力を満喫してきました。

宿泊先のホテル・グランフェニックス奥志賀に、トレッキングガイドのサービスがあり、
森の植物や絶景ポイントを紹介していただきながら歩きました。
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ブナ林が育んだ、豊かな森。
美しい水源に恵まれ、マイナスイオンたっぷりの滝。
お天気も最高で、秋の風が心地よく、足取りも軽やか。
会話も楽しく、笑顔が自然に溢れてきました。
日常の緊張感から解き放たれて、明るくキラキラ輝くひと時・・・あぁ~幸せ♡
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ブナの木のこと、皆さんご存知ですか?

ブナの木って水分を多く含み、とても柔らかいそうです。
ブナの葉っぱも水分を多く含み、秋になって葉っぱが落ちると、素晴らしい腐葉土になって森を育むそうです。
ですが、「柔らかくて材木にならない」という理由で、一時期ブナの木が伐採され、一斉に杉の木が植えられました。
日本の山は杉林が多くなったために、花粉症や土砂崩れなどの問題が発生しました。

そして、ブナの木が、日本の森にとってとても重要だということに気付き、植林する運動がはじまっているそうです。

私は、ブナの木に女性性を感じました。
ヨーロッパではブナは「森の女神」と言われているそうです。
そして、ブナの木の隣には、ミズナラの木が生えていました。
ミズナラはブナと対照的に、とても硬い木です。男性性を感じました。
この二つの木が寄り添いあって、奥志賀高原の森を守っています。

女性性と男性性のバランス。
一人の人間にとっても、森にとっても重要なバランスなんですね。

これからは、女性性の活躍する時代と言われています。
今まで、無駄な木だとレッテルを貼られていたブナの木が、
実は森を育む母親のような役割を担っていたのだと注目を浴びて、
森の中にも女性性のバランスがアップする時が始まりました。
きっとそんな自然界の動きが、人間社会にも、一人の人間の内にも、起きてくることでしょう。

自分自身の内に潜む、女神のパワー、母性のパワーで周囲を優しく見守り育みましょう。
そして、どんな時も、自分を信頼し、恐れを手放していきましょう。
頭で作りだす思いを手放して、ハートをオープンにしていきましょう。
これは、私の宣言です。
自然の中で寛ぎの時間をつくりながら、日々を大切に過ごしていきたいです。

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