自分が輝くことを許す
4月1日のAM11時半、私は春休み中の姪っ子、甥っ子と一緒に、テレビの前でドキドキしながら新元号の発表を待っていました。
子供達もとても興味津々で、12歳の姪っ子においては、天皇陛下のご退位と、皇太子殿下のご即位関連のテレビ放送を一枚のDVDにまとめるんだと張り切っていました。
子供達が、日本の国の歴史や、文化、伝統にとても好奇心と誇りを持っている様子を見てとても嬉しく思いました。
私の子供時代は、社会全体がアメリカナイズされていたし、外国に対してコンプレックスもあり、自分の国に対してより外国に対しての方が好奇心や憧れも強かったように思います。
私は今度の元号に「光」が入るんじゃないかなぁ~と予想して、実は身近な人に話していました。
「令和」と発表され、子供達と「外れたね~」と話してたところへ、友人から「アッキー、元号に【光】が入ってたね~!!」とメールが入りました。
「ん?」と思ったら、「レイワのレイは、英語でRay光り、光線という意味があるじゃない!!」という事で、あ~そうか!!と思いました。
「レイワ」という言葉は、チベット語では「希望」という意味もあるそうです。「令和」という音の響きは、「光りの輪」「希望」という波動が日本に広がるようで、私はとても好きです。
さて、その数日後、アムリタ映蓮によるAFP2daysワークショップを主催しました。
季節も、お天気も全てが完璧で、宇宙から祝福されていることを強く感じました。
今回のテーマは「自分が輝くことを許す」。
このテーマは、参加して下さった11名の皆さんと私にとって、とてもタイムリーでした。(いつもだけど(*^_^*))
「輝き」とは「影響力」や「際立つ存在感」を表す言葉です。
そして「力=パワー」とは、人や動物にもともと備わっている、自ら動き、または他の物を動かす働きという意味があります。
もともと備わっているパワーは、一人一人違いますが、全ての人がこのパワーや使命を携えて、今このタイミングに存在しています。
これを読んで下さっているあなたに質問します。
「自分が輝くことを心底許せていますか?」この自分の存在感やパワーへの恐れについて、人はあまり語りたがらないものです。
「自分が影響力を持つことを恐れてはいませんか?」
「自分が輝いていることを受け入れられますか?」
「自分が影響力があることを実感していますか?」
あなたは、自分の内に秘められた、強大な力に気付いていながら、それを発揮することを恐れてはいませんか?
私も含めてですが、今回の参加者の殆どが、自分自身が輝くことを恐れていたり、完全に許せていませんでした。
「自分が輝いたら、人を傷つけるのではないか・・・」
「自分が輝いたら、人に傷つけられるのではないか・・・」
という恐れや抵抗を持っていたり。
人と比較して、「私はとるに足りない存在だ」とか「私なんかが・・・」と言った思い込みが潜在意識にくすぶっていたり。
人と比べて自分を意識することは、自意識の問題や滞りをつくります。
自意識に滞りがあると、ある時は「私なんか・・・どうせ・・・」「私の存在なんて重要じゃない」と思ったり、またある時は「なんで私が重要視されないの?」「私は重要な意味を持つ存在だ」という両極を行ったり来たりします。
大なり小なり、そんな両極の自意識の経験をお持ちの方が多いのではないでしょうか。何故なら、今は忘れていても、私たちは、子供の頃の教育や社会の中で、比べられたり競争を促されてきて育っているからです。
他にも、力があることを表明してしまうと、何かと期待され、表に出なければならないとか、自分の力を賢く生かす自信がないから・・・といった隠れ蓑にしている場合もあるかもしれません。
あなたの自分自身の真の姿や真のパワーを表す事を許可できない理由とはなんでしょうか?
今回のワークショップでは、そんな事をテーマに、2日間様々なワークを通してそれぞれが体感し、まるでのタマネギの薄皮を剥ぐように自分自身に気付いていきました。
主に「自分の放った輝きや、与えた影響力が、相手の中に伝わり、それが今度はエネルギーとして自分に返ってきて、自分に伝わり受け取る。」というところまで深く感じていくワークをしました。
私は、自分の状態が周囲に影響を与えているというところまでは日常意識していても、「自分の輝きが返ってきて、受け取る」というところまでは意識していませんでした。
ワーク中に、目の前にいる人の中に見える美しさ、優しさ、豊かさ、信頼、健やかさ、輝きは、自分自身から放たれた影響であることを受け入れた時の幸せに満ちた感覚を私は忘れません。
私たちが見ている現実は一人一人違います。
現実は自分自身の意識が作り出しているもので、自分の見ている現実が自分が与えている影響力を表す世界です。
問題をいつも感じる人は、問題という影響力を
争いをいつも感じる人は、争いという影響力を
恐れや心配をいつも感じる人は、恐れや心配の影響力を
不信感をいつも感じる人は、不信感という影響力を
反対に
溢れる愛と喜びを感じる人は、愛と喜びという影響力を
優しさと感謝を感じる人は、優しさと感謝という影響力を
美しさに感動する人は、美しさという影響力を
信頼をいつも感じる人は、信頼という影響力を
私たちは、自分自身が現したもの、放ったものを受け取っているのが宇宙の法則でもあります。
ならば、自分自身が出し惜しみしないで、影響力を際立つ存在感を、輝きを放つことは、さらなる豊かさを受け取ることに繋がるのだと思いました。
自分の本当に「欲しい」とか「したい」ことに従って、輝きや真実の姿を人前に表すことはとても勇気がいるし、パワーがいります。
でも、そこから受け取るものは大きいです。
それには、何かアクション(Do)を起こしたり、努力や忍耐力や継続性も試されます。
ただあるがまま(Be)を受け取ることができ、そして存在を現す為に動く(Do)ことの大切さを、私は今実感しています。
そして、自分が放った輝きの価値を受け取ることを許すことは、大きなうねりとなって、人生を新たなステージへと押し上げることと思います。
この2日間、参加者の一人一人が、自分からほとばしる命の煌めきを受取り、無防備に光りを放ってキラキラと輝いていました。
そして、周囲と調和して、ちゃんと循環している姿が本当に美しくて感動
しました。いっぱい感動して、いっぱい美しい涙を流しました。
次回のアムリタ映蓮によるAFP2Daysワークショップは10月12日~14日を予定しています。
AFP継続クラスも春と夏スタートで企画していますので、HPイベントのご案内からご覧下さい。