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インナーチャイルドの痛みと、ケーキ作りと・・・

最近のニュースを観ていると、世界中混沌としていて、とても不安定ですね。
こんな時期は、いろいろと感情や体調不良が噴き出して、不安定さの中で自分自身と向き合っている方も多いのではないでしょうか。

先日、私も久しぶりに感情的になりました。
私事ですが、妹の言動にジワジワと怒りが湧いてしまって、数日収まりませんでした。
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怒りの感情にも目的があります。今回のこの感情は、私を何処へ導くのでしょうか・・・。

昔の私だったら、怒りを抱えたまま内にこもったり、早く解決してスッキリしたいと感情をコントロールしようともがいたりしていました。

でも、今回はモヤモヤして心地よくはありませんが、そのまま放置してみました。
自分自身と家族関係が揺らぐことを自分に許してみました。

衝突の原因は今にあるのですが、この感情の根本的な出処は、インナーチャイルドであることも今回はハッキリわかりました。
やれやれ、また現れたか・・・"(-""-)"
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人間には古い記憶を長々と引きづる傾向があるから、ほとんどの人はエネルギーの場に古い感情的な苦痛の集積を抱えている。
ほとんどすべての人がもっている古くからの、しかしいまも生き生きと息づいているこの感情のエネルギー場、それがペインボディーである。

ペインボディーからの解放は、まず自分がペインボディーを「もっている」と認識することから始まる。
それからもっと重要なのは、しっかりと「いまに在る」能力と観察力だ。
ペインボディへの同一化を断ち切るのは、「いまに在る」という意識だ。

自分のペインボディの目覚めが感じられるようになると、どんな状況や他人の言動がいちばん引き金になりやすいかもじきにわかるだろう。

ペインボディが目覚めたとき、あなたが「いまに在る」なら、そのたびにペインボディのネガティブな感情的エネルギーの一部が焼失し、「いまに在る」力へと変容する。
ペインボディが人を無意識に引きずり込むのではなくて、逆に目覚めのきっかけに、「いまに在る」状態へと赴がざるを得なくなる決定的な要因になる。~「ニュー・アース エック・ハルトトール著」~

インナーチャイルドの痛みはエック・ハルトトールの言うペインボディです。
まさに、妹が私のペインボディの引き金になりやすい人物だとは、だいぶ前から分かっているのです!!
今回、この引用した文章を見つけて、「いまに在る」という意識が断ち切れない理由というのも腑に落ちました。
一歩前進したかな(#^^#)・・・と思っている今、そう言えば怒りは収まりました♡

話はそれますが、この歳になって生まれて初めてケーキ作りに成功しました。
小学生の頃に一度挑戦して大失敗してから、苦手意識が根付いてしまい、ケーキはそれ以来作っていません。
若い頃、甘い物がそれ程好きではなかったこともあるのですが( ^ω^)・・・
今回はフワフワに膨らんで、とても美味しくできました。
材料を混ぜるコツや、タイミングなどに慣れが必要ですが、初めての割には上手に出来たと思います。
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材料は、卵、油、小麦粉、砂糖、豆乳です。
この材料をそれぞれ混ぜて、個々の境界線を打ち壊してミックスされ、最後に一つに融合して型に流します。
オーブンに入れて焼くと、熱のエネルギーが働いて、ドロドロだったものがフワフワに膨らんでしっとりしたシフォンケーキになりました。
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私達も、一人一人がこの材料のように個性が違います。
それぞれ違った個性を持った人が混じり会う時、一瞬カタチを失い心が不安定に揺れ動いて、一体何の力が働いているのかも、自分自身もを見失いそうになります。
でも、タイミングが来たら、枠や固定観念、拘り、トラウマなどが崩壊し、統合される未来が待っているのかもしれません。

最初は混沌とした状況も、大いなる意識が働いて、ケーキみたいにフワフワに膨らんで美味しい関係になるのかな・・・♡
ケーキになった時、卵は「私は卵です!!私を見て!!」とは主張しないだろうし、牛乳は「もう一度牛乳に戻りたい・・・」とも思わないでしょう。

「私は卵です。私を無視しないで!!」
「私は牛乳です。私大変なのよ!卵さんとは違うの!!」と言っているような姉妹喧嘩だったなと思います。

バランスと統合へ向かう途中。
お互いを信頼して、美味しいフワフワ姉妹になるといいなぁ~♪