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リアリティのある気付きと本物の自分がいいな♡

メディアでは、毎日コロナウィルスの話題でもちきりですね。
スーパーやドラッグストアに行くと、品薄の商品も数多く、いったいこれからどうなって行くのだろうと不安になりますよね。
アロマセラピーで使用する精油も、世界的な感染拡大で品薄になっています。
20200308094504.png全ての精油は抗ウィルス作用があり、複雑な成分で構成されているため、市販の薬剤と違ってさまざまな病原菌への感染を阻止する効果があります。
さらに、免疫力や自然治癒力も高め、心地よい香りは精神的なサポートにも役立ちます。
私も今回の事で、改めてアロマセラピーの世界を見直す良い機会になっています。
今まで勉強してきた知識を、家族やお客様の健康のために活かすことができると、自分の仕事に誇りが持てます。

仕事の忙しさがひと段落した先週末、滋養のために大好きな高山村の日帰り温泉に行きました。
久しぶりの温泉は最高に気持ち良かったです。身体の芯から温まりリラックスして、心身の緊張がほぐれました。
湯上りに、近くのお蕎麦屋さんで美味しい鴨葱そばと天ぷら盛り合わせを戴きながら、日本酒を飲んでほろ酔い気分。
「あ~幸せ♡」と満ち足りた気分を感じ尽くした翌日、身体に蕁麻疹が現れました!!
それから数日、蕁麻疹が続いたので、念のためお医者さんに診ていただくと、さほど心配する事はないとのことでした。
今はお陰様で体調も回復して元気です。
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体調不良の数日、感じたことがありますので、ブログに書き残しておきたいと思います。

「病」は統合されることを待っている新しい意識の側面を外に現します。
病はいつでも問題ごとという訳ではなく、問題の解決方法であることの方が多いと言えます。
肉体は意識をもった存在で、それぞれの臓器には、固有の働き、叡智、声があります。
また肉体は、魂が地球上での変容の旅をするための乗り物でもあり、使命を成就させるために、夢やアイデアを現実のものとしてくれます。
形や大きさがどうであれ、肉体は私達の親友であり、たとえどんなことをしようとも、私達を愛してくれる存在です。
魂の旅路において、私達の習慣や行動がもはや調和していないことが明らかになるまで、最も困難な状況の中でさえも肉体は働いてくれます。
その後、心身が病的な状態になるのです。

~Dr.Christine Pageのテキストより引用~
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生まれつき持病や重い病を持っていらっしゃる方もいらっしゃるので、私には良くわからない事もあります。
でも、引用したように、身体は『魂が宿る聖なるお屋代』であると私は思っています。

だから、蕁麻疹が現れた時点で、この「もっともっと」とエスカレートしていくエネルギーにストップがかかったと感じました。
ここのところ忙しく動き回り、エネルギーを放出する習慣が染みついて、過労に傾きつつあったたので、身体がストップをかけてくれたのです。

これから益々、一人一人の健康も、地球環境や社会のしくみも、ホリスティックに捉えていくことが大切だなと思います。
全体性(ホリスティック)とは、心・身体・魂の調和だったり、地球・人間・自然・動物・鉱物の調和だったり・・・・
私達の聖なるお屋代である地球もまた、私達を調和へ導く為に、昨今様々な困難な状況を突き付けているのかもしれませんね。
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先日、友人から『コア・トランスフォーメーション』の無料セッションを受けました。
この体験は、私にまた新しい気付きを与えてくれました。
『コア・トランスフォーメーション』では、自分の弱点、悪い習慣、自分でも嫌だと思っている否定的な感情や行動にも、なんらかのポジティブな目的があると考えます。
どのような行動・感情・反応にもポジティブな目的があるという気付きは、自分をありのまま受け入れる素晴らしい体験に繋がりました。
この気付きは、日常にどんどん活かして行きたいです。

昨日ご来店された方Aさんとの会話にも、この気付きを活かしてみました。

Aさんは、最近家族の看病に疲れているせいか、ひどくイライラして自分の怒りの感情をコントロールするのが難しいとの事でした。
「人が会話している声にもイライラする」とおっしゃっていたので、「特定の人の会話ですか?特にどんな会話にイライラするのですか?」と聞いてみました。
すると「同僚の会話で、特に大声や大騒ぎしている声にイライラする」との事でした。
「Aさんは静けさが欲しいのですか?」と質問すると、「あっ、そうだ!!私は静かな一人の時間をとても必要としています」「最近、そんな一人の安心できる時間がなかったから・・・」
「イライラして怒りが湧く」という感情の中に、「内なる安らぎを感じたい」というポジティブな目的があったことにAさんは気付きました。
そして、イライラしている自分を許すことができ、怒りの感情が消えたようでした。
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私達はつい、自分の嫌な部分や悪い習慣を、消そう、捨てよう、克服しよう、解決しようと戦ってしまいがちです。
例え嫌な部分や悪い習慣を脇に追いやって「なりたい自分」になったとしても、「なりたい自分」が本当にやりたいことって何だろう?
・・・そう自問自答してみると、過去の自分や人との比較とか、枠にはまったまんまの「自己主張」だったりするような気がします。
きっといつまで経っても、「もっと、もっと」と満足できず、憧れを追い求める人生が続くような気がするのです。
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でも、自分の全ての部分に光やポジティブな目的が見出せたら、あるがままでだいじょうぶという感覚に満たされていきます。
無いものになろうとしなくても、有るもの全てが輝き出して全てが統合されて行く感じがしてとても心地が良いです。
私も昔は「なりたい自分」の理想が高かったけど、今は「なりたい自分」みたいなものはなくなってきました。
誰かから教えられるより、リアリティのある実体験から気付きたいし、習って身に付けた性質より、本来備わっている性質を輝かせて、本物の自分になりたいです。

このコロナウィルスの感染騒ぎで、人々が過剰に恐れたりするのも、ポジティブな目的があるとするならば、「安全を感じたい」「食料や物資を満足に得たい」「仕事やお金に恵まれたい」「健康で長生きしたい」「大切な家族を守りたい」「人々と協力し助け合いたい」「豊かで平和な暮らしをいつもでも守りたい」
「愛を感じ、内なる安らぎを感じたい」「一体感を感じたい」が根源にあるからではないでしょうか。
ただ恐れに乗っ取られず、ポジティブな目的や愛に気づき、それを原動力に行動すれば、おのずと穏やかな日常が戻ってくるような気がします。
そして、たった今の「安心安全」「豊かさ」「愛」「内なる安らぎ」「一体感」「健康」「平和」「家族の温もり」「助け合い」を平凡な日常の中でどれだけ受け取り感謝するかにフォーカスしたいと私は今感じています。