「フラ」に学ぶ人生観

最近、5年以上お休みしていたフラのレッスンを再開しました。
フラを踊っていると私の魂がとても喜ぶので、きっと前世での深い繋がりがあったのだと感じています。

フラは群舞の踊りなので、一緒に踊る人達と息を合わせ、手のモーションや歩幅を揃えて列を乱さないようにする意識を持つことが大切です。
先日のレッスンで、自分の立ち位置を線で確認し、前後左右に動いても最後には自分の最初に確認した立ち位置に戻って来れるのかを試してみました。
すると殆どの人が、線よりも前で止まってしまいました。
人間って、無意識で「前に、前に進まなければ」という心理があるんですね。
目隠しをして足踏みをする実験をしたら、多分前に動いてしまう人が多いのではないかと思います。

前進しようとする意識はとても大切ですが、「自分のところ」に戻ってくることって、人生においてもとても大切ですよね。
向上心や頑張る意欲は大切ですが、あまにも前のめり過ぎると、自分を見失う事があります。

「自分のところに居ること」が、今何よりも大切に感じます。

人と比較して、妙に焦ったり、
「今」に必要なくなった「過去」に執着したり、
「今」に感謝せず、「未来」にばかり期待したり・・・・
これはエネルギーの無駄遣いだと思います。

やはり、自分らしさを失わず、自分の今いる場所を大切にすることがとても大切だと感じました。