更年期の通過儀礼記録②

週末の寒波も過ぎ去り、今日はお日様の光の強さを感じます。
やはり立春を過ぎて、春が日に日に近づいてきているのでしょう。

今日で手術から2週間が経過しました。
最初は「水が飲めた!」「歩けた!!」「トイレに行けた!!!」「ご飯が食べれた!!」「眠れた!!」「うんち出た!!!!!!」・・・
というところから始まり、手術前に当たり前だったことを、毎日一つ一つクリアして、春の訪れとともに日に日に出来る事が増えています。
家事もスーパーやキャンディーの散歩以外、料理や掃除も適度にこなせるようになり、昨日はお風呂掃除を始めて担当しました。
それ以外は、読書に明け暮れていました。人生でこんなに本ばかり読んでいるのは子供の頃以来初めてです。
国文学を専攻していた大学生時代も、遊ぶのが忙しくて、読書する時間なかったから(*'▽')
どこにも出掛けられない分、物語を読んで、想像力で旅をしています。

そして、身体というのは、独特のリズムがあるというのを毎日感じています。
元気な時、忙しい時というのはその微細なリズムに気づかないで動いてしまっていますが、繊細で敏感になっているとそのリズムに合わせて動くことがとても大切になります。
「昨日は調子が良かったけれど、今日は痛みが強く、怠くて動きたくない」・・・でも「明日はどんな状態だろう?」そんな身体とのコミュニケーションを毎朝しながら、決して無理しないで今やりたい事を決めます。
節分、立春の頃はリズムが乱れて、少し不安になりましたが、今日は少し回復の兆しを強く感じるのでブログを書いています。

そんな調子で、「やらなきゃいけないこと」をこなす日々から開放され、今は「やりたいこと」「できること」をやり、予定もない家から一歩も出ない生活に喜びを感じています。
でもSNSを通して、アクティブに行動している人、楽しいことしをしている人の投稿を見ると「羨ましいなぁ～」なんて思ったりもします。
羨ましいとか嫉妬って、その裏には「私も本当はそれやってみたい」「そうなりたい」っていう気持ちが隠れていると思うんです。
だから、その人を嫌いになったり、ジャッジするより、「私もやりたいんだね♡」「私にもできるかな?」に切り替えてみると気持ちが楽になります。
そんなコントラストのある自分の感覚を面白がれる自分で在りたいです。

さて、全身麻酔というのは、全身の感じる能力や呼吸を一旦ストップさせるわけですから、自分独自のリズムや感覚に戻るまでには少々時間がかかります。
特に私は感受性が敏感な方だと思うので、身体や細胞の修復力の素晴らしさも感じますが、微細な部分の感覚の乱れをいまだに感じています。
きっともっと早く仕事を復帰される方もいらっしゃるかと思いますが、私は焦らずにせっかくなので、これからの時代に合った生き方をゆっくり考えてから復帰したいと思います。

入院中の出来事に戻りますが、手術の翌日に手術室の看護師さんが病室を訪ねてくれました。
「手術中、何か嫌だったこと、改善した方が良いと思った事はありませんでしたか?」というアンケートを取りにみえたのですが、私はやっとトイレに自力で行けた段階だったので力の無い声で答えました。
「手足が冷えていた時に、看護師さん達が手を擦って気持ちも和ませて下さり感謝しかありませんでした。」と答えました。
その看護師さんはその日も手術着だったので、「また今日もこれから手術ですか?」と質問すると「そうですよ♪」と返事をされました。
「毎日毎日大変なお仕事お疲れ様です。どうか無理なさらず身体を大事にして下さいね。」とお伝えすると「中島さん!!手術の時もそうだったけど、こんな時まで自分のことより人のことを気遣われるなんて本当に凄い!!」とおっしゃられました。
手術の時も「中島さん、終わりました!」と先生に起こされた時に、まず時計を見て「えっ7時!?　5時間も経ってる」と思い「皆さん大変だったんだなぁ～」と思ったので「ありがとうございました」と言ってから、急に寒さと痛みでガタガタ震えて抑えられた記憶がありす。

せっかくの看護師さんの褒め言葉に対して、その後ゆっくり考えたら「ヤバイ!ヤバイなっ!私の感覚!」と思いました。

「自分を一番に愛する」「自分を優先してもいいんだ」という事を毎回試みるのだけど、やっぱり自分を後回しにして我慢する癖が強く、元に戻ってしまう。直ぐに「人を喜ばせたい」「期待に応えたい」という思いから「どうするのがいいのか」「自分はどうすべきなのか」という視点から動いてしまう癖が強い自分を発見しました。
「あ～これは重症かもしれないぞ」「この古い感覚や癖を手放すの相当だわ」と正直思いました。
そんな感覚をお持ちの女性は私以外にも多いのではないかなと思います。なんてったって、受けてきた教育がそうですから。

家に帰ってきてからも、忙しそうにしている家族に頼っているとつい「申し訳ない」という意識が頭に浮上します。
そして無理して動いたりして、具合が悪くなったりする時もありました。
この「申し訳ない」という気持ちを「心からありがとう」の意識に変えようというのが今の最大の課題です。

こうなったら、自分がこれからやりたいこと以外を断捨離して、今の私が真から心地良さを感じて、その感覚が皆様に循環していくサロンの在り方に完全リニューアルしたいなと今思っています。
今までが心地よくなかったという事ではないのですが、また大きな気付きを得て、元通りというのは魂が求めている道とは異なるのがはっきりとわかります。
ゆっくり、ゆっくり感じて、考えて、前よりももっと素敵なサロンにリニューアルしたいです♡

その前に、確定申告の書類と、仕事にかまけて10年間放置していたニュージーランドフラワーエッセンスの小論文に手を付けようと思います。
「やならきゃいけないこと」も期間限定であれば「やりたい」と思えるから不思議ですね。

こちらは、私が自分の為にも確実に継続してやりたいと思う[私らしいフェミニン意識と魅力の探求♡AFP]
初めてで何がなんだかわからない方、年齢制限もありませんので、気になる方は枠を取っ払って是非ご参加下さい♡

AFP体験会「本来の自分を思い出す」　
<開催予定日>　
　●　週末クラス/2022年 3月 6日(日)　AM 13:00～17:00　
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