チベットと日本

前回のブログでは龍のエネルギーについて書きましたが、龍のエネルギーについて考えていると、14世ダライ・ラマ法王が頭に何度も浮かびました。
2010年、14世ダライ・ラマ法王がここ長野の地を来訪されました。
その際、講演会が催され、私もお話しを拝聴しに行きました。
ダライ・ラマ14世は、こんな言い方は失礼かもしれませんが、大好きです。
講演会中通訳の方の出番の際に、サンバイザーを"くるりんぱ"していた可愛らしいお姿や、ユーモア溢れるお人柄に大変親しみを感じました。

現在、私は善光寺近隣に住んでいるのですが、休日に主人と良くこの辺りを散歩します。
4月5日、「西方寺二尊極楽堂」に初めて参拝しました。
ここは、2010年6月21日にダライ・ラマによって阿弥陀説法像の開眼法要が行われ、背中に開けた穴に、智慧の心(イェシェセム)をあらわす胎内仏(スンシュク)としてお納めされました。チベットそしてダライ・ラマと大変ご縁の深いお寺でした。
龍神が結び付けているご縁なのかもしれませんね。

ダライ・ラマ14世は、2500年間74世代にわたり観世音菩薩の化身であり、2才の時に発見され、4才で法王になりました。
ダライ・ラマとは「偉大なる叡智の海」という意味だそうです。

また、現在のチベットの国旗には日本人が関っているようです。
チベットの国旗は1912年にチベット亡命政府がチベットの独立を宣言した際に、ダライ・ラマ13世によって国旗として制定されました。
それまでチベットの軍旗で使われていた<雪山・唐獅子・日・月>と、第日本帝国陸軍が軍旗として使用していた「旭日旗」とを組み合わせて、新しく作られたと言われています。

1910年代にチベットに滞在していた日本人チベット研究者と軍事顧問に就任した日本人の発案と言われています。
「旭日」は、光線が四方八方に雲なく広がるハレを表現し、紅白の組み合わせで古くから縁起物の構図として多様されていたそうです。
やはり、日本とチベットはご縁が深いのかもしれません。

～映画「地球交響曲第2番」に登場するダライ・ラマの言葉～

「人間は知性を持っているため、素晴らしい可能性を秘めている

　知性があるからこそ、遠い未来を計画したり、変革していく能力がある

　この能力を建設的に使うか、破壊的に使うかは、その人の心の奥底にある意図による

　この人間の能力が建設的に使われれば、全ての命に対して役立つことができ、地球に留まらず全宇宙にも貢献する力となる

　人間の究極の本性は、他者に対する慈しみと無限の利他心である」

ダライ・ラマはチベットを世界の平和と癒しの地域にするために働いているそうです。
真の意味で平和の地域にするためには、そこに住んでいる人たちが真の意味で平和である必要がある。
そのために、知性と慈しみの心、正しく強い意志を育てる教育が重要だと言います。

チベット人は一般的に、人当たりがよく、穏やかで、朗らかだそうです。
遺伝子を調べると、日本人の古代血統とされるY遺伝子D系統・縄文人特有の遺伝子はチベット人と共通しており、世界的にも稀だそうです。他に、中近東にもY遺伝子D系統の遺伝子がみられるそうです。
調べてみたら、イスラエルと日本には沢山の共通点があることがわかりましたが、今回はこの事に関しては、これ以上触れないでおきます!(^^)!

日本人のルーツを辿るとチベットと繋がっていることを知り、驚きました。
国と独立を失ったチベット。原爆を経験し、原発問題で苦境に立たされている日本。
心の傷と不安を経験し、忍耐と寛容を学び、平和と癒しを強く願う人々の姿がそこにあります。

日本人も一般的に繊細で、人当たりがよく、穏やかで、朗らかな人が多いですね。
四季の移ろいや、地震をたびたび体験し、自然界のバランスにとても敏感な日本人。
宗教の多様性も、お互いの違いを認め合う知性を持っているからこそできること。

「慈悲の心と無限の利他心」を育む土台が日本にはあります。

「チベットを世界の平和と癒しの地域にしたい」というダライ・ラマ
私は、日本も世界の平和と癒しの地域となっていくように願っています。

現代社会はファイトして対立している人々が多いので、私はニュースを見たりしていると疲れてしまうのですが、そんな折、ふっと降りてきた言葉です。
「敵も味方もない、その境地に達しなければ、真の平和は訪れない」

平和のために今私ができること。
「HALE PLUMERIA」を平和と癒しの場所にしようと改めて強く思いました。
そして、私の心の中も、平和で穏やかで朗らかでありたいです。

最後に、気付きと変化を促進するために、導いてくれる友人からタイミングよく連絡があったり、情報が入ったりすることに大変感謝しています。

追記
このブログは4月7日に書いたものですが、来週アップしようと思っていました。
マスコミで報道されていないので、今日まで知りませんでしたが、ダライラマ14世が4月2日から来日されている事を本日知り、成程と思いました。
何度もダライラマ14世をインスピレーションで感じていたのも、近くにいらしたからかもしれません。
今、世界中の賢者達が来日しています。
何か新しい変化が始まろうとしている感じがしてワクワクします。